お疲れ様です!
最終回です。
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冒頭ですが余談を先に入れます。
インドの入国条件について。
ビザはオンラインで申請しカードなどで料金を支払い
送られてくる書類をプリントアウト。
出発前のPCR検査陰性証明を
政府指定のサイトにアップロードし
返信で送られてくる書類をプリントアウトすればOKです。
2022年5月時点ではワクチン接種の有無は問われませんでしたが
現在(2022年8月)は必要になっているようです。
注射不可の私としては5月に行っておいて良かったのかも。
これから出かけようとしている皆さんは
「その1」も一応読んでみてください。
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5月18日(水)
運転手のシュルジートさんが、またとんぼ返りでヒマーチャルへ行くというので
その体力に驚きながら5日間本当にお世話になったお礼を言って
さよならしたんですが、
夜になって、やはり私の体調と翌日のスケジュールを気にしてくれて
ヒマーチャルへの出発を夜にし
朝から夕方までの運転をまたやってくれるという。
何という強靭さ!
というのも、私、インドネシアの再入国のために
「出発国の国立病院の医師の診断書」が必要。
デリーの国立病院=AIIMS(エイイムズ)に行くことにしたんですが、
シュルジートさんは反対意見。
でも、必要なのだから行かなければならないと主張したので
付き合ってくれたわけです。
結果は彼の言う通りで、
AIIMSはローカーストの人たちが無料で医療を受けられるような施設らしく
アメリカのERみたいに物々しく、
入り口に直接緊急車両がどんどん入ってくるようなところ。
猛暑のせいで倒れたのか
その人たちは担架に乗せられたまま入り口前の屋外にずらりと並べられており
まるで野戦病院みたいなところでした。
「内科の受付」を訪ねても、
「内科?はぁ、あっちで聞いてみて」みたいに
誰もがひっ迫している様子で、
はい、これはもう、無理ですね。
行ってみて納得でした。
いい勉強になりました。
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AIIMSに行く前に少し時間が取れて久しぶりハウスカーズ・ヴィレッジへ行ってみました。
入り口付近にあるOGAANというアパレルブランドの上階、Coast Cafeというところです。
何を食べたのか、メモしてなくて
今となっては説明しがたいのですが、
おわん型に湾曲したアッパムという白いパンとココナッツミルクベースのアジア風カレー。
それに3種のチャツネが付いてきて
ピンク色のはビーツの色だとか。
久しぶりのカプチーノ、でしたが、やはり薄い。
この冷房空間でスタンバイしておけてよかったです。
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シュルジートさんのすすめで
ホテルの人にAIIMSでの件を話すと、
どんな書類か見本があれば頼めるかもしれないとのことなので
試しにお願いしてみました。
写メで公立病院の医師に書類を送り、1日待ってみました。
が、やはり断られたとのこと。
もう書類無しのままインドネシアに再入国するしかありません。
(バリ島での私立病院の診断書は持っています。)
ちなみに前の「その4」にちらっと書きましたが
PCR検査はホテルまで来てくれました。
普通に私服の人が検査キットだけ持ってきました。
2回ほどアポの時間が変更になり面倒でしたが、
結果はホテルに送られてきてプリントアウトしてくれました。
費用は1500ルピー。
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翌日。
5月19日は外出前に近くのお寺に行ってみました。
グルドゥワラ・シュリ・バングラ・シャヒーブという広大なパレスで
シーク教の礼拝所だそうです。
敷地内はどこかクリーンで清々しいエネルギーに満たされているような気配。
さすがに宮殿まで入るのは作法などもありそうで憚られ、
回廊をぐるっと散策。
食事がふるまわれるらしく、入った場所は大きな厨房の脇でした。
たくさんの人が歩いているから通り抜けの道なのかと思ったら
中に学校などもあるそうです。
この日も午前中から43度くらい。
お寺の前にある売店。
布がどんなのか見たかったのですが、、
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この日から別のドライバーさん、マンジートさんに。
英語があまり通じないけど真面目なので
どこか涼しいところにいて終わったら連絡するから来てね、といっても
駐車した場所で車の外で待ってるので
私が生地選びに没頭してると待ってる間に溶けちゃうかもしれないから
生地は一回に全部まとめて買わずに
2日に分けて同じところへ行き、待機時間を減らす工夫をしましたよ。
ふぅ。
46度ですからね。
ここはマンジートさんにお金渡して1時間ほどどこかへ行っていてもらう。
やっとカフェラテにありつき、ついでにおっきなスイーツも頼んじゃう。
(けどお持ち帰りにした~)
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その翌日も同じパターンで
同じカフェでレバニーズ・プレートのランチ。
ファラフェルがスパイシーでした。
マイフェイバリット、タートル・カフェ。
時間バッチリで来てくれて。
5分前に「前にいますよ」、とワッツアップメッセージ。
本当に真面目で良い方でした!
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カウンターでの手続きでえらい時間がかかりお金をたくさん払わされることは
夜な夜な夢に出てきて覚悟をしていましたが、
ホントその通りになりましたね。
荷物超過チャージが今は1キロ3200円もしますから。
だから事前申請で割引価格にしたかったのに、
オペレーションがごちゃごちゃで。
インドからの生地がインドネシアでは受け取れないという税関の掟があるために
いつもカーゴで一旦日本へ送り、日本からバリ島へ送るものと
こうして超過荷物で運ぶものと半々なんですが、
今回は帰りゼロ円チケットのせいか、帰りのチケット代を普通に払うのを越える
重量超過料金になりました。
それでもって、
デリー発シンガポール航空にやっと乗り込むと満席でした。
ふぅ。
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シンガポールではこれまたゼロ円チケットのせいで
16時間待ち。
注射してないので空港から外へは出られずに
物凄く高いエアポートホテル(しかも常時混んでいるので早めの予約必要)、にしました。
実際は空港内の床に寝ている人もたくさんいたので、それでもよかったのかも。
まずはホテルに入る前にエアポート屋台村でハイナンライス!
シンガポール空港内ではほぼキャッシュレスになっていて
こうして自動支払機でクレジットカードなどをピッとかざすだけでOK。
両替をする手間が不要になったのはいいけれど
今やレートが悪すぎて、コーヒー1杯600円とかしてしまうのに泣きながら
あちこちでぴ、ぴ、とやってしまう。(笑)
ホテルに入ると、何と12時間滞在というパッケージで2食付きでした。
(すっかり見落としていました)
翌朝はミール利用したけど、なかなかちゃんとした内容でした。
ターミナル1のエアロテル。
昔SARSの時も一度泊ったことがありますが
値段が上がった分、室内もサービスもグレードアップしていました。
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バリ島、上等なお天気!
バリ行きフライトには前日デリーから一緒の便だったインド人の人たちがちらほら。
インドが私に付いてきてくれてるみたいで何だか楽しい。
さぁ、
ココから先が「証明書なし」の私に通せんぼがありませんように。
しかもアプリに不具合があり書類のアップロードも出来ていない。
荷物をまた税関で呼び止められ全部出して見せるのも勘弁してほしい。
今回最大の難関がインドネシアの再入国なのであります。
そしたら、何と
全部スルー出来ました。
最後は完璧!
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最後の写真は、
作品展も駆け抜けた後
友人の子供たちの卒業式で
ヌサドゥアへ行き
ボートゥリーのスミちゃんと合流し
ビーチで寛いだときの。
ここまで
駆け抜けた後、ガルンガン&クニンガン休暇だったのは
本当に有難かったです。
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最後に一つお知らせです。
8月28日(日)12:00~17:00
久しぶりに京都oko manisオープンデーです。
私の京都inに合わせて1日だけなんですが
作品展の時のように関西の皆さまのお直しご相談も承ります。
お時間がある方、お直しをお考えだった方は
是非いらしてください。