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旅先からの素材、オリジナルを着る
旅先からの素材、
オリジナルを着る
30年ほど前に訪れたタイ、中国の山岳地帯には
祭事でもなくふだんの野良仕事でも
精魂こもった刺繍がびっしり入った
ジャケットやスカートを身に着けている人が多くいて、
もうあまりにかっこよくて圧倒され
撮った写真を何日も何週間も眺めていましたっけ。
素晴らしい布を織っている地域の多くは簡素で他に色彩があまりなく
布と民族衣装だけが際立って華やかなので
山道をどきどきしながら彷徨って宝探し。
エスニックなファッションは好きじゃないのに
どうして布が好きなのか当時は不思議でしたが
フェイクにはピンと来なくて、オリジナルにだけビビビッと反応していたんだと思います。
布をタンスにしまわずにどんどん着ていただきたいと思います。
普段の装いの中にほんの少しだけオリジナルを着てみると
自分のおしゃれが楽しくなります。
それぞれの布たちの輝きに合わせ
ベーシックなワーク着も多く制作しています。
30年ほど前に訪れたタイ、中国の山岳地帯には、祭事でもなくふだんの野良仕事でも、精魂こもった刺繍がびっしり入ったジャケットやスカートを身に着けている人が多くいて、もうあまりにかっこよくて圧倒され
撮った写真を何日も何週間も眺めていましたっけ。
素晴らしい布を織っている地域の多くは簡素で他に色彩があまりなく、布と民族衣装だけが際立って華やかなので、山道をどきどきしながら彷徨って宝探し。
エスニックなファッションは好きじゃないのに、どうして布が好きなのか当時は不思議でしたが、フェイクにはピンと来なくて、オリジナルにだけビビビッと反応していたんだと思います。
布をタンスにしまわずにどんどん着ていただきたいと思います。
普段の装いの中にほんの少しだけオリジナルを着てみると、自分のおしゃれが楽しくなります。
それぞれの布たちの輝きに合わせ、ベーシックなワーク着も多く制作しています。
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リピートしない布も一部含まれます。
●各アイテムの素材の特性とお手入れ方法はショッピングサイトでご案内しています。
●産地の様子はブログ「まめ日記」内「まめたび」にてご紹介しています。
Silk Kantha
着古したシルクサリーを2枚重ね、黄色や赤などカラフルな糸で刺子されたショール。
無地のシルク地に渦巻き模様のステッチしたものや、
写真のように全体を刺繍と刺子で仕上げたサリーなどさまざまなものがありますが
すべてひっくるめて「カンタ」と呼ばれているようです。
2枚重ねのものは意外な両面性の面白さがあるので
リバーシブルのブラウスやスカートを作っています。
切れ端の小宇宙はバッグにしたり他の服に部分使いしたり。
余すところなく利用できる優れた布です。
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Silk Kantha
着古したシルクサリーを2枚重ね、黄色や赤などカラフルな糸で刺子されたショール。
無地のシルク地に渦巻き模様のステッチしたものや、写真のように全体を刺繍と刺子で仕上げたサリーなどさまざまなものがありますが、すべてひっくるめて「カンタ」と呼ばれているようです。
2枚重ねのものは意外な両面性の面白さがあるので、リバーシブルのブラウスやスカートを作っています。
切れ端の小宇宙はバッグにしたり他の服に部分使いしたり。余すところなく利用できる優れた布です。
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Rally quilt
カンタの一種でベッドカバー用の少し厚いキルト。
やはりカンタと呼ばれることが多いようですが英語でラリーキルトとも呼ばれています。
こちらはコットンサリーを何枚か重ねてリサイクルしているもので、
さまざまな刺し方があります。
家庭内で作られたようなものが多く1枚ずつ異なる大きさ、柄、出来栄えなのが面白い布です。
しっかりしているので秋冬向けの服の彩りになります。
縫い代がゴロゴロしないように厚手のものは芯地を貼り切りっぱなしで仕立てます。
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Rally quilt
カンタの一種でベッドカバー用の少し厚いキルト。
やはりカンタと呼ばれることが多いようですが英語でラリーキルトとも呼ばれています。
こちらはコットンサリーを何枚か重ねてリサイクルしているもので、さまざまな刺し方があります。
家庭内で作られたようなものが多く1枚ずつ異なる大きさ、柄、出来栄えなのが面白い布です。
しっかりしているので秋冬向けの服の彩りになります。
縫い代がゴロゴロしないように厚手のものは芯地を貼り切りっぱなしで仕立てます。
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Indian block print
ラジャスターンのジャイプールや
グジャラートのアジュラックなどで作られている
伝統的な天然染めのものから、
現代のインドの人たちが着るパンジャビスーツや
サリー用のソフトな色使いのもの、
欧米インテリア用のブランドものプリントなど
多岐にわたる木版プリント。
1枚仕立てで夏物を作るだけではなく、
2枚重ねのジャケットやボトムも面白く仕上がります。
天然染めのタイプはウールとの相性が良いので冬物コートの裏地にも使っています。
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Indian block print
ラジャスターンのジャイプールや、グジャラートのアジュラックなどで作られている伝統的な天然染めのものから、現代のインドの人たちが着るパンジャビスーツやサリー用のソフトな色使いのもの、欧米インテリア用のブランドものプリントなど、多岐にわたる木版プリント。
1枚仕立てで夏物を作るだけではなく、2枚重ねのジャケットやボトムも面白く仕上がります。
天然染めのタイプはウールとの相性が良いので冬物コートの裏地にも使っています。
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Indian modern print
最近増えてきているデジタルプリントは、
古いテキスタイルをスキャンして
インクジェットプリンターで布に転写するものが出ています。
これぞフェイク、コピーなのですが、少量多種生産が特徴で
1点ものが多いアトリエマニスと相性がいいので集めはじめています。
最初はポリエステルしかなかったので買えなかったのですが、
最近は薄いシルクコットンも出始めています。
強度的に弱いので羽織るタイプのドレスや2枚仕立てにして研究中です。
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Indian modern print
最近増えてきているデジタルプリントは、古いテキスタイルをスキャンして、インクジェットプリンターで布に転写するものが出ています。
これぞフェイク、コピーなのですが、少量多種生産が特徴で、1点ものが多いアトリエマニスと相性がいいので集めはじめています。
最初はポリエステルしかなかったので買えなかったのですが、最近は薄いシルクコットンも出始めています。
強度的に弱いので羽織るタイプのドレスや2枚仕立てにして研究中です。
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Plain silk
元はバングラデシュのラジシャヒにある
シルクメーカーが作っていた
絵具パレットのような何十色もバリエーションがある無地を、
パイピングや見返しなどに使っていましたが、
最近はインド・西ベンガル州で織ってもらう
スカーフのような薄手のシルクシャンブレーを
部分使いしたり季節の彩りに少しだけ縫ったり。
シルクの多くは中国製ですが
インド、バングラの手織りのものは程よく張りがあって
不均一ゆえ光沢にも味があります。
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Plain silk
元はバングラデシュのラジシャヒにあるシルクメーカーが作っていた、絵具パレットのような何十色もバリエーションがある無地を、パイピングや見返しなどに使っていましたが、最近はインド・西ベンガル州で織ってもらうスカーフのような薄手のシルクシャンブレーを、部分使いしたり季節の彩りに少しだけ縫ったり。
シルクの多くは中国製ですが、インド、バングラの手織りのものは程よく張りがあって、不均一ゆえ光沢にも味があります。
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Handwoven linen
西ベンガル州北部の手織りの村で織ってもらっている無地リネンは
毎シーズン配色、組織、混率を少しずつ変えてほぼ常時作り続けています。
アトリエマニスで最も多く取り入れているのがこの手織リネン。
原料のリネン糸はインドでは生産されておらず、
上質なベルギー、フランス製が使われています。
機械織と比べて手織りのリネンは密度が甘く着心地はたいへん快適です。
風合いが良い反面弱い部分もあるため
滑脱が起きないようなデザインや縫い方をしています。
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Handwoven linen
西ベンガル州北部の手織りの村で織ってもらっている無地リネンは、毎シーズン配色、組織、混率を少しずつ変えてほぼ常時作り続けています。
アトリエマニスで最も多く取り入れているのがこの手織リネン。
原料のリネン糸はインドでは生産されておらず、上質なベルギー、フランス製が使われています。
機械織と比べて手織りのリネンは密度が甘く着心地はたいへん快適です。
風合いが良い反面弱い部分もあるため、滑脱が起きないようなデザインや縫い方をしています。
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Jamdani
上の手織りリネンの村は元々ジャムダニ織の産地でもあります。
男性、女性、年齢もさまざま、村中で機を動かしています。
ジャムダニは非常に薄いコットンに
縫い取り織りの技法で端に模様を入れたり、
布全体に小さな縫い取りを入れてサリーになります。
西ベンガルはモスリンと呼ばれる極薄木綿の産地でもあり
今でもとてもていねいな布づくりが行われています。
透け感を生かしジャムダニとカディコットンを重ね縫いしたり、
細い縫い目に補強を入れながらローブドレスを作ります。
ご着用の際にも布が弱い事をご留意いただき
長く大切に着ていただければありがたいです。
また、バングラデシュの一部で織られているジャムダニは非常に細密で
二人でピアノの連弾のように織られています。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2019/04/post-4613.html
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Jamdani
上の手織りリネンの村は元々ジャムダニ織の産地でもあります。
男性、女性、年齢もさまざま、村中で機を動かしています。
ジャムダニは非常に薄いコットンに、縫い取り織りの技法で端に模様を入れたり、布全体に小さな縫い取りを入れてサリーになります。
西ベンガルはモスリンと呼ばれる極薄木綿の産地でもあり、今でもとてもていねいな布づくりが行われています。
透け感を生かしジャムダニとカディコットンを重ね縫いしたり、細い縫い目に補強を入れながらローブドレスを作ります。
ご着用の際にも布が弱い事をご留意いただき、長く大切に着ていただければありがたいです。
また、バングラデシュの一部で織られているジャムダニは非常に細密で、二人でピアノの連弾のように織られています。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2019/04/post-4613.html
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Nokshikatha
西ベンガル州に面し
同じベンガル系の人々でバングラデシュ側に住むコミュニティが作っている刺子は
ノクシカタと呼ばれます。
白地に白糸で背景を埋めるように刺す技法(=クチ)に
色糸の周辺部刺繍(=タガ)と
魚や人などの図案が入っているものをよく見かけます。
アトリエマニスではこの白地に白糸や黒地に赤のクチだけのものを
服地用に注文してブラウスやコートを作っています。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2018/01/post-d264.html
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Nokshikatha
西ベンガル州に面し、同じベンガル系の人々でバングラデシュ側に住むコミュニティが作っている刺子は、ノクシカタと呼ばれます。
白地に白糸で背景を埋めるように刺す技法(=クチ)に、色糸の周辺部刺繍(=タガ)と、魚や人などの図案が入っているものをよく見かけます。
アトリエマニスではこの白地に白糸や黒地に赤のクチだけのものを、服地用に注文してブラウスやコートを作っています。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2018/01/post-d264.html
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Kutch DESI wool
グジャラート州カッチ地方で取れる硬い獣毛、デシウール。
寒暖の差が激しい砂漠で飼育されているせいか
ゴワゴワした野趣あふれる素材です。
天然色のままのブランケットや模様織が入ったショールからローブを仕立てるときは
1枚ずつ布に合わせて裏地やパイピングを決めます。
また、服地用にデシ100%で織ってもらっているものもありますが、
現地では価格と重さから
通常はデシと輸入ウールを混ぜて使うものが多いそうです。
軽くて安いいまどきの冬物衣料の中で真逆の存在ですが、
砂漠で育つ動物たちのウールの暖かさは格別です。
(※デシ=地元、地域の特産、オリジナルの意味。)
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2019/04/post-568ac9.html
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Kutch DESI wool
グジャラート州カッチ地方で取れる硬い獣毛、デシウール。
寒暖の差が激しい砂漠で飼育されているせいか、ゴワゴワした野趣あふれる素材です。
天然色のままのブランケットや模様織が入ったショールからローブを仕立てるときは、1枚ずつ布に合わせて裏地やパイピングを決めます。
また、服地用にデシ100%で織ってもらっているものもありますが、現地では価格と重さから、通常はデシと輸入ウールを混ぜて使うものが多いそうです。
軽くて安いいまどきの冬物衣料の中で真逆の存在ですが、砂漠で育つ動物たちのウールの暖かさは格別です。
(※デシ=地元、地域の特産、オリジナルの意味)
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2019/04/post-568ac9.html
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Himachal local wool
しっかり縮絨されているものが多い
ヒマーチャル・プラデーシュ州の手織りウール。
ヒマラヤ山麓で飼育されている地元のウールの毛と
オーストラリアから輸入されているメリノウールが多く使われているようです。
厳しい冬の間は食料を備蓄して何か月も家にこもりながら
ごつごつした岩の山間で暮らす温厚なヒマーチャルの人々は、
獣毛から糸を紡ぎ、
ツイードと呼ばれる天然のままの色のウールをまといます。
地域ではコミュニティが原毛を洗浄し
手作業で糸から織りを分業している場所もあります。
敷物のように固いものからガーゼタイプまで、
手織りの特徴を生かしたデザインで仕立てます。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2022/08/post-9e329b.html
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Himachal local wool
しっかり縮絨されているものが多い、ヒマーチャル・プラデーシュ州の手織りウール。
ヒマラヤ山麓で飼育されている地元のウールの毛と、オーストラリアから輸入されているメリノウールが多く使われているようです。
厳しい冬の間は食料を備蓄して何か月も家にこもりながら、ごつごつした岩の山間で暮らす温厚なヒマーチャルの人々は、獣毛から糸を紡ぎ、ツイードと呼ばれる天然のままの色のウールをまといます。
地域ではコミュニティが原毛を洗浄し、手作業で糸から織りを分業している場所もあります。
敷物のように固いものからガーゼタイプまで、手織りの特徴を生かしたデザインで仕立てます。
【産地について】
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Mysore cotton
カルナータカ州・メイソール(マイスール)で栽培されている
原種綿のコットン素材を使う
ナチュラル派の工房DESIにオーダーしたダンガリー素材と、
メルコテという古い遺跡の街にあるソサエティ
「ヤナパダ」がおこなっている地域ぐるみの綿織物など
いくつかのタイプを扱っています。
カッチの原種綿に比べて繊維長が短いのか
しっかりした感じのタイプが多い印象があります。
DESIのものは、糸はアンバーチャルカ、
織りは動力織機によるもので均一性があるので洗濯機でも洗えます。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2021/03/post-0fd867.html
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Mysore cotton
カルナータカ州・メイソール(マイスール)で栽培されている原種綿のコットン素材を使う、ナチュラル派の工房DESIにオーダーしたダンガリー素材と、メルコテという古い遺跡の街にあるソサエティ「ヤナパダ」がおこなっている地域ぐるみの綿織物など、いくつかのタイプを扱っています。
カッチの原種綿に比べて繊維長が短いのか、しっかりした感じのタイプが多い印象があります。
DESIのものは、糸はアンバーチャルカ、織りは動力織機によるもので均一性があるので洗濯機でも洗えます。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2021/03/post-0fd867.html
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Khadi
西ベンガル州コルカタにある生地屋さんや
各地のカディショップで販売されている
薄手のカディコットン。
手織りと言われていますがそれぞれの詳細は不明です。
薄くて均一でやわらかく、昨今の厳しい暑さの中でいちばんおすすめの布です。
というのも、暑すぎる場所では逆に暑さをしのぐため
長袖が必要になることもあり、
カディコットンは最も適した天然素材ではないかと思っているからです。
マハトマガンジーさんのソウルアイテム、チャルカ(糸車)が紡ぐコットンは今も
インドの象徴となっています。強いては
カディコットンをスタート地点に育ってきた豊かな心を持つインド。
宗教を越えて大切にされてきた無垢の布です。
一部に現地で製品まで仕上げしているもの(ピンタックワークのブラウスなど)があり、
Khadimanisのさくら色のネームラベルを付けています。
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Khadi
西ベンガル州コルカタにある生地屋さんや、各地のカディショップで販売されている薄手のカディコットン。
手織りと言われていますがそれぞれの詳細は不明です。
薄くて均一でやわらかく、昨今の厳しい暑さの中でいちばんおすすめの布です。
というのも、暑すぎる場所では逆に暑さをしのぐため
長袖が必要になることもあり、カディコットンは最も適した天然素材ではないかと思っているからです。
マハトマガンジーさんのソウルアイテム、チャルカ(糸車)が紡ぐコットンは今も、インドの象徴となっています。強いてはカディコットンをスタート地点に育ってきた豊かな心を持つインド。
宗教を越えて大切にされてきた無垢の布です。
一部に現地で製品まで仕上げしているもの(ピンタックワークのブラウスなど)があり、Khadimanisのさくら色のネームラベルを付けています。
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Batik original
10年前まではジャワへ何度も行き、伝統柄のものをふんだんに使っていたのですが
最近はコンテンポラリーな柄でオーダーするのが中心です。
多くはプリミシマという白生地(下参照)を使いますが、
秋冬向けにコットンコーデュロイやキャンバス地など
地厚な素材に型押しバティックを入れて頂くものもあります。
列島王国インドネシアが大好きなバティックを
今後もより多方面に実験的に使っていきたいと思っています。
ドット柄のものはHarumanisの薄グレーのラベルを付けて
バリショップにて常時取り扱っています。
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Batik original
10年前まではジャワへ何度も行き、伝統柄のものをふんだんに使っていたのですが、最近はコンテンポラリーな柄でオーダーするのが中心です。
多くはプリミシマという白生地(下参照)を使いますが、秋冬向けにコットンコーデュロイやキャンバス地など、地厚な素材に型押しバティックを入れて頂くものもあります。
列島王国インドネシアが大好きなバティックを、今後もより多方面に実験的に使っていきたいと思っています。
ドット柄のものはarumanisの薄グレーのラベルを付けて、バリショップにて常時取り扱っています。
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Tuban tenun
東ジャワ、トゥバンには原種綿のカパス(またはカポック)を栽培し手紡ぎ、
手織りによる布、テヌンを手掛ける工房がいくつかあります。
その他多くがインドからの均一なレーヨン風の紡績糸を使った織物なので
トゥバンの風合いはマイノリティ。
薄茶色のものは茶綿(綿毛自体が茶色い)です。
チェンマイコットンよりはプレーンな仕上がりでしっかりしているので
二重縫いするとウールの服にもよく合います。
最近インドネシア国内のデザイナーにも注目されていて、
エシカルな人々の間で流行りそうです。
トゥバンでは天然染めによるバティックも盛んで
テヌンを使ったバティック布も多く作られています。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2017/09/tuban-651c.html
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Tuban tenun
東ジャワ、トゥバンには原種綿のカパス(またはカポック)を栽培し手紡ぎ、手織りによる布、テヌンを手掛ける工房がいくつかあります。
その他多くがインドからの均一なレーヨン風の紡績糸を使った織物なので、トゥバンの風合いはマイノリティ。
薄茶色のものは茶綿(綿毛自体が茶色い)です。
チェンマイコットンよりはプレーンな仕上がりでしっかりしているので、二重縫いするとウールの服にもよく合います。
最近インドネシア国内のデザイナーにも注目されていて、エシカルな人々の間で流行りそうです。
トゥバンでは天然染めによるバティックも盛んで、テヌンを使ったバティック布も多く作られています。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2017/09/tuban-651c.html
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Ikat
バリ島にはエンデックという腰巻サロンイカットがあります。
布市場でおしゃれなエンデックを見かけると集めていますが
光沢があるレーヨンのような輸入糸が使われている為
日本向けの服には少々合わせにくい面があります。
バリの人々にとっては晴れ着の存在なので光沢は好みだと思われます。
バリ島では大きな会社やお役所、ホテルのユニフォームにも多く使われていて
バティックとは違ったアイデンティティーがあるのです。
また、ヌサテンガラ地方の伝統的な天然染めイカットは
切って使うには限りがありますが
天然染めのオリジナル素材は存在感があり
様々な素材と組み合わせて着る楽しみが広がります。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2018/07/4-1a0c.html
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Ikat
バリ島にはエンデックという腰巻サロンイカットがあります。
布市場でおしゃれなエンデックを見かけると集めていますが、光沢があるレーヨンのような輸入糸が使われている為、日本向けの服には少々合わせにくい面があります。
バリの人々にとっては晴れ着の存在なので光沢は好みだと思われます。
バリ島では大きな会社やお役所、ホテルのユニフォームにも多く使われていて、バティックとは違ったアイデンティティーがあるのです。
また、ヌサテンガラ地方の伝統的な天然染めイカットは、切って使うには限りがありますが、天然染めのオリジナル素材は存在感があり、様々な素材と組み合わせて着る楽しみが広がります。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2018/07/4-1a0c.html
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Songket
バリ島東部のクルンクン県、カランガスム県で
昔から王室などの特殊な御用達で織られている縫い取り織り=ソンケットは
金糸銀糸を織り込むものが多く
そのために重さもある儀式や芸能のための衣装でした。
何年か前から色糸だけのものやタイのマットミーシルクのような
渋めの配色(仕上げ加工によるもの)のものも見かけられるようになり、
布のまま切らずにウエストを付けるだけのスカートなどを作ってきました。
複雑なパターンのパンチカードを作れる職人や
糸のセットが出来る人が減りつつも
2018年ごろにバリ島内でソンケットが流行った関係で
織り手の人々も増えて賑やかになったようです。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2017/10/post-14bb.html
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Songket
バリ島東部のクルンクン県、カランガスム県で、昔から王室などの特殊な御用達で織られている縫い取り織り=ソンケットは、金糸銀糸を織り込むものが多く、そのために重さもある儀式や芸能のための衣装でした。
何年か前から色糸だけのものやタイのマットミーシルクのような渋めの配色(仕上げ加工によるもの)のものも見かけられるようになり、布のまま切らずにウエストを付けるだけのスカートなどを作ってきました。
複雑なパターンのパンチカードを作れる職人や、糸のセットが出来る人が減りつつも、2018年ごろにバリ島内でソンケットが流行った関係で、織り手の人々も増えて賑やかになったようです。
【産地について】
http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2017/10/post-14bb.html
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Cotton primisima
腰巻サロンの染下として幅広く扱われている白生地プリミシマは
いくつかのCAP(ブランド)があり
少しずつ風合いが違います。
日本のブロードよりは密度が甘くやわらかく洗濯に強いので
Harumanisのバティックの基布としても良く使いますが、
白のまま仕立てることも多いです。
その場合は一度洗って仕上げ処理を落とし、
少し皺しわが残るくらいの状態で裁断すると自然な仕立て上がりになります。
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Cotton primisima
腰巻サロンの染下として幅広く扱われている白生地プリミシマは、いくつかのCAP(ブランド)があり、少しずつ風合いが違います。
日本のブロードよりは密度が甘くやわらかく洗濯に強いので、Harumanisのバティックの基布としても良く使いますが、白のまま仕立てることも多いです。
その場合は一度洗って仕上げ処理を落とし、少し皺しわが残るくらいの状態で裁断すると自然な仕立て上がりになります。
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Japanese basic Linen
日本国産リネンはひとつのマイノリティとして常に取り入れています。
糸はヨーロッパリネンになりますが
高密度タイプの定番平織り80番、60番、40番は
飽きずに何年でも着られる優れものです。
素材名は一番薄い夏物素材の80番を「プレーンリネンキャンブリック」、
60番を「ライトワッシャー高密度リネン」、
40番を「ミドルワッシャー高密度リネン」と表示しています。
配色は紺、黒、生成のみ。
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Japanese basic Linen
日本国産リネンはひとつのマイノリティとして常に取り入れています。
糸はヨーロッパリネンになりますが、高密度タイプの定番平織り80番、60番、40番は、飽きずに何年でも着られる優れものです。
素材名は一番薄い夏物素材の80番を「プレーンリネンキャンブリック」、60番を「ライトワッシャー高密度リネン」、40番を「ミドルワッシャー高密度リネン」と表示しています。
配色は紺、黒、生成のみ。
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Patchwork from Extra cloth
裁断で残った生地はほぼ捨てずにストックしています。
別の布とのコンビネーションや中面のアクセントにしたり
内ポケット、パイピングに別布を少しだけ使う事で
表情が豊かな服になります。
比較的細切れで残るものはパッチワークに。
布の切り落としからまた新たな布が生まれる面白さプラス
額縁のようにパイピングで囲むように仕立てると
更に引き立ってくる素材です。
耐久性を考慮し、はぎ合わせの後、表面からコバステッチを入れます。
裏地をつけて二重縫いで仕上げます。
タイルのように均一な仕上がりなので
リネンにもウールにも合わせやすく
季節を問わずに楽しんでいただけると思います。
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Patchwork from Extra cloth
裁断で残った生地はほぼ捨てずにストックしています。
別の布とのコンビネーションや中面のアクセントにしたり、内ポケット、パイピングに別布を少しだけ使う事で、表情が豊かな服になります。
比較的細切れで残るものはパッチワークに。
布の切り落としからまた新たな布が生まれる面白さプラス、額縁のようにパイピングで囲むように仕立てると、更に引き立ってくる素材です。
耐久性を考慮し、はぎ合わせの後、表面からコバステッチを入れます。
裏地をつけて二重縫いで仕上げます。
タイルのように均一な仕上がりなので、リネンにもウールにも合わせやすく、季節を問わずに楽しんでいただけると思います。
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Harumanis
コンテンポラリーなドット柄、大き目の格子柄“Bridge Check”、
インドのブロックプリントの柄を真似た“Buddha Flower”などの
定番モティーフによるオリジナルバティックのシリーズ。
生地は丈夫でしなやかなインドネシア産コットンプリミシマです。
布も仕立てもフロムバリ島で
比較的お求め頂きやすい価格帯の日常着が中心です。
おもにバリ島にある直営ショップで販売していますが
一部の商品は日本のショッピングサイトでご紹介しています。
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Harumanis
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コンテンポラリーなドット柄、大き目の格子柄“Bridge Check”、インドのブロックプリントの柄を真似た“Buddha Flower”などの、定番モティーフによるオリジナルバティックのシリーズ。
生地は丈夫でしなやかなインドネシア産コットンプリミシマです。
布も仕立てもフロムバリ島で、比較的お求め頂きやすい価格帯の日常着が中心です。
おもにバリ島にある直営ショップで販売していますが、一部の商品は日本のショッピングサイトでご紹介しています。
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